WordPressのGA4計測を一度だけ設定する方法|GTMなしでクリックを検証

GA4のクリック計測でイベントが配送される流れを示す図解
GTMなしのGA4クリック計測を示す説明図

更新:2026年8月30日

GA4のクリック計測で先に確認するのは、イベントを増やすことではなく、同じタグを二重に読み込んでいないことです。このサイトでは、SEO SIMPLE PACKのGA4設定を一つの経路として使い、広告リンクのクリックだけを対象にして、実行・配送・重複・対象外の順で確認しました。

この記事は、当サイトのWordPress構成で行った確認の記録です。テーマやプラグイン、GA4の画面が違う場合は、現在の公式画面と公開HTMLを照合してください。

目次

まず覚える4つのこと

  1. GA4を設置する前に、既存のタグ・GTM・手書きコードを探す。
  2. タグを置く作業と、クリックイベントを追加する作業を分ける。
  3. ブラウザで処理が呼ばれたことと、GA4へ届いたことを分ける。
  4. 広告リンクの計測と、読者向け広告表示・rel属性を分ける。

今回の前提

項目 このサイトで確認したこと
設置場所 SEO SIMPLE PACKのGA4入力欄
GTM 今回、新しく導入していない
クリック対象 広告導線として登録したCTA
対象外 内部リンク、通常の外部リンク、ナビゲーション
確認方法 公開HTML、ブラウザ側、Tag Assistant、GA4側

1. GA4の設置経路を一つにする

測定IDを入力する前に、SEO SIMPLE PACK、テーマ設定、GTM、手書きコード、計測プラグインを確認します。同じページへ複数のGoogleタグを足すと、page_viewなどが意図より多く送られる可能性があります。

このサイトでは、GA4のウェブデータストリームを確認してから、SEO SIMPLE PACKの入力欄へ設定しました。テーマファイルやGTMへ同じタグは追加していません。測定ID、認証情報、個人情報は記事へ載せません。

保存後は、管理画面の保存表示だけでなく、ログアウト状態の公開HTMLに意図したGoogleタグが一つだけあるかを確認します。SEO SIMPLE PACKの設定記事も参照してください。

2. 何を数えるかを先に決める

外部リンクだから広告リンク、とは限りません。公式マニュアル、参考資料、SNS、広告主へのリンクを全部同じイベントにすると、あとで数字の意味を説明できなくなります。

当サイトでは、広告導線として登録したCTAだけをaffiliate_clickの対象にし、記事内の通常リンク、内部リンク、ナビゲーションは除外しました。イベントには、記事・配置・CTAを区別できる最小限の情報だけを持たせます。

送らないものも決めます。広告主の完全なトラッキングURL、Cookie、氏名、メールアドレス、報酬額、個人を識別できる入力情報はGA4へ送らない方針です。

3. クリックを4段階で確認する

ブラウザ側で一回だけ呼ばれるか

対象CTAを一回押し、イベント処理が一回だけ実行されるかを見ます。リンク内の文字やアイコンを押しても、同じクリックが二重にならないか確認します。

Google側へ届いたか

関数が呼ばれた、またはdataLayerに値が入っただけでは、GA4への配送を証明できません。Tag AssistantやGA4の確認画面など、Google側の結果も見ます。

一回の操作が二重になっていないか

イベント名だけでなく、一回の操作で二件送られていないかを確認します。テーマ、プラグイン、GTM、手書きコードが複数あるときは、page_viewの重複も併せて見ます。

対象外では発火しないか

内部リンク、通常の外部リンク、メニューを押し、広告クリック用のイベントが発火しないことを確認します。発火するテストだけでなく、発火してはいけない操作も必要です。

表示された結果を取り違えない

見えた結果 それだけでは言えないこと 次に見るもの
dataLayerに値がある GA4へ届いた Tag Assistant・GA4側
リアルタイムに出た 本番集計が重複していない 一回の操作とイベント数
クリック数が増えた ASPの成果・報酬が確定した ASPの管理画面と条件
外部リンクを測れた 広告リンクだけを測れた 対象要素と除外条件

広告表示・rel属性は別に確認する

GA4のクリック計測は、リンクが広告であることを読者へ伝える機能ではありません。読者向けの広告・PR表示、HTMLのrel="sponsored"やnofollow、ASPのコード条件は別々に見ます。

広告コードへ手作業で属性を足す前に、現在の公開HTMLとASP・広告主の現行条件を確認します。

設定後のチェックリスト

  • 対象サイトとGA4ウェブデータストリームが一致している
  • 設置経路が一つに決まっている
  • 公開HTMLに意図しない二重タグがない
  • 対象CTA一回でイベントが一回だけ呼ばれる
  • Tag AssistantまたはGA4側で配送を確認できる
  • 対象外リンクでは発火しない
  • URL全文、Cookie、個人情報を送っていない
  • 広告表示とrel属性を別に確認した

まとめ

GA4のクリック計測は、コードを足して終わりではありません。先に設置経路を一つにし、数えるリンクと数えないリンクを決め、ブラウザ側の実行、Google側への配送、重複、対象外を順に確認します。

ここで確認したのは、2026年8月時点の当サイトの結果です。GA4やプラグインの仕様が変わったら、現在の公式情報と公開HTMLを再確認してください。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

沖縄で事務職を5年経験後、現在はマレーシアでプロンプトエンジニアとして働く「編集部ちえ」です。iPhone、AI、スマートグラス、海外旅行で使うデジタル機器を、実際に試した記録として発信しています。

コメント

コメントする

目次